Langkah demi langkah

インドネシアのあれこれを書いていきます

子供達のことは書かない

もう一つのブログでは子供達のことを書くのはやめた

というのも、子供たちが育った国の教育や子供達の様子を書いたところ、コメントに「偏っている」「世の中を見下している」「子供が希望の学校に入ってあなたは有頂天ね」というようなことを書かれたからだ。

まぁここで「サバサバ系」と偽って変わらず子供達のことを書けたら良いけれど、私はそう言う性格ではないし、逆にいつまでも気にする系なので書くのが怖くなった。

 

さて、息子から連絡が来た。息子が通っている大学院はいわば選ばれた学生だけが通えるエリート養成校だ。その学校は国防省傘下の学校で、卒業後は国防省や武器を作る省庁みたいなところで働かない?みたいなことを言われるらしい。

日本だと東大だから財務省、と言う決まりはないけれど、息子が学んでいる国は、この学校の学生はこの省庁の職員に、と言う決まりのようなものがあるらしい。まぁ息子が言っていることなので正しいのかはわからないけれど。

 

で、連絡というのは、高校の時に軍の人からの話を聞いたという証書があるか、という。それを学校に登録しないと授業が受けられないとのこと。

昔は徴兵制があったけれど、それが廃止された。廃止後は高校になると軍の施設に行って1日話を聞いたり、軍の施設を見学することが義務になった。娘はそれを受けた。

息子は日本にいたので、軍関係者が来て話をしてくれたのだと思う。

その後大使館から証書が送られてきた。

この証書は結構大事で、高校卒業試験を受けるときにも提出したんじゃなかったかな。

 

私がたまたまこの書類をしまっていた場所を覚えていたからすぐにスキャンして息子に送ることができたけれど、これを無くしたらどうしたら良かったんだろう。考えるとゾッとする。

娘はもう無くしてしまったんじゃないだろうか。

 

そういえば娘はあの国の大学に少し通ったけれど、この証書を提出するようにとは言われなかった。

息子はやっぱりあの学校に通っているからかな。